
こんにちは!ゆうきです。
今、このブログを見てくれている方の中には、
お子さんの自傷行為に悩んでいるママが、いるかもしれませんね。
自傷行為には
リストカット・抜毛・抜爪・頭を壁や机に打ち付ける・オーバードーズ
などがあります。
広義の意味では、摂食障害(拒食・過食嘔吐)も自傷行為に含みます。
現れている症状は様々ですが、どれも、
「自分で自分を傷つける行為」
という共通点があります。
我が子が自傷行為をしていると知ったとき、
親は大きな衝撃を受け、パニックに陥ります。
「最近なんかおかしいな・・・」
と、異変に気が付いていたとしても、
いざ、我が子の自傷行為を突き付けられると、
平静ではいられません。
ゆうきが、娘の自傷行為を知ったときも、
「え、噓でしょ!? 怖がりで痛がりのこの子が!?何かの間違いでしょ!?」
とパニックになり、事実を否定し、
そして、恐怖で胸が押しつぶされそうでした。
今日は、娘の自傷行為を見守り続けてきたゆうきの体験と、
心理学・脳科学の視点から、
『我が子の自傷行為を知ったとき、親に出来ること』
について書いていきたいと思います。
自傷行為は、どれをとっても苦痛が伴います。
私達動物には、
危険や苦痛から身を守りたい!
という本能が備わっています。 生き残り、種を保存するためです。
マズローの欲求5段階説の
「安全の欲求」
がこれに当たります。
「安全の欲求」が本能レベルで備わっているのに、
どうして、自ら自分の体を危険にさらすことが出来るのか?
ゆうきは、心理学を学んでいたからこそ娘の行動に戸惑い、
本能にあらがう行為をする娘にも、恐怖を感じていました。
なぜ自傷行為をするのかは、
医学的にも心理学・脳科学的にも、ある程度答えが出ています。
「自分では処理しきれないほど強いストレス・悲しみ・怒り・絶望などを感じた時に、その苦痛を、一時的にでも回避するために行われるのが自傷行為」
であり
「自傷行為は、生きるための行為」
と言われています。
「自傷行為で、苦痛が和らぐの?普通は、痛いし怖いでしょ?」
と思うかもしれませんね。
これも脳科学で証明されていて、
自傷行為をすると、脳内麻薬と言うものが分泌され、
行為に伴う痛みや恐怖だけでなく、辛い感情までもが、
一時的に緩和されるんです。
なので、抱えきれない苦しみの感情が押し寄せてきた時に、
自傷行為を選んでしまう、というわけです。
娘を見ていると、確かにその通りだな と思うと同時に、
それだけでは説明がつかない、違和感のようなものも、感じていました。
ゆうきの娘は、親友の自死をきっかけに自傷行為を始めました。
親友を救えなかった自責の念や、何も知らなかった自分への嫌悪もあったように思います。
なぜ自傷行為をするのか、その理由は話してくれなかったので、本心は分かりませんでした。
でも、彼女にとっての自傷行為は、辛い気持ちを回避する ということ以外の理由もあるように感じていました。
その理由は、コーチングを学び、深く理解できるようになりました。
ゆうきは、自傷行為には、もう一つの側面があると思っています。
それは
「感情の吐き出し」
です。
言葉にして出し切れない感情を、自傷行為によって吐き出しているイメージです。
苦しみや悲しみ、怒りや絶望感を言葉にして、吐き出したい!
でも、出来ない。 出し切れない。
外に出しきれず貯まった苦しみは、心を壊して、命を終わらせたくなってしまうから。
そうならないために、どんな形でもいい、感情を外に吐き出そう。
無意識が、感情を吐き出す手段として、自傷行為を選ばせているんだと気づきました。
そう気づいてから、自傷行為に対する見方が、少し変わりました。
もちろん、親としては一刻も早く手放してほしいと、強く思っていました。
でも、感情を吐き出すすべを他に持たない娘にとって、
それを取り上げ禁止することは、
「武器を持たないで、敵と戦え」
と言っているようなものだと、気づいたんです。
今の彼女が生きるためには、必要なものなんだ・・・と、
悲しみとともに、受け入れることが出来ました。
自傷行為は「言葉に出来ない苦しい感情を吐き出し、今を生きるための行為」です。
生き残り種を保存するために、本能に組み込まれた「安全の欲求」の一つだったんですね。
自傷行為を知ったときのゆうきは、パニックになり、泣きながら娘に
「もう二度としないで欲しい」
と懇願しました。 二度としないことを約束させたんです。
後になって、自傷行為をしないように約束させることは、最もやってはいけない事だと知りました。
理由は「武器を持たずに戦わせること」になるからです。
止めさせることもできない、でもリスクと隣り合わせの行為・・・。
どうしたらいいの!?親に出来ることは何も無いの?
あります。親にしかできないことがあります。
「それ程辛かったんだね、苦しかったんだね、気付けなくてごめんね。」
「何を思っても、何を考えてもいいんだよ。」
「何があっても、あなたはうちの子だよ。大切なうちの子だよ。」
と伝えること。
言葉で伝えられないから、自傷行為をする。
押しつぶされそうな心を守るため、生きるために自傷行為をする。
そうやって、一人で戦っているわが子に
「どんな感情を持ってもいい。押し殺さなくていい。」
が伝わり、
「何があっても変わらない、大切な存在。」
が伝わると、
「自傷行為をしている自分でも、受け入れられてる。」
「自分を大切に思ってくれてる人がいる。」
と、少し、安心できると思いませんか?
子どもが、自傷行為で満たそうとしている安全の欲求を、
親の愛情で満たし直す。
心が愛情で満たされていくと、ポツリポツリと子供が気持ちを話し出します。
時間がかかるかもしれない。
前進と後退を繰り返すかもしれない。
我が子の状態に、絶望を感じる時があるかもしれない。
でも、
体に自然治癒力があるように、心にも自己回復力がある!
その自己回復力が最大化する関りは、親だからできる!
むしろ、親にしかできない、代りはいないんです。
これがゆうきが思う、
「我が子の自傷行為を知ったとき、親が出来ること」
です。
今回の内容は、とてもデリケートで、ともすれば「自傷行為を容認しているのか」と感じる方も、いるかもしれません。
自傷行為は、手放せるなら一刻も早く手放す方がいいです。
傷跡が残ることもありますし、慢性化するとエスカレートしていく傾向にあるからです。
でも、ゆうきの経験上、自傷行為をやめさせることは、ほぼ不可能だと思います。自傷行為は、本人が「もう必要ないな」と感じて、手放していくものだと思っています。
我が子の自傷行為を見守るママ達、辛いよね。
でも、
決して諦めないで、一緒にがんばろ!

